ありがとうポストは、黒字化も含め、まだまだ未完成のサービスのため、優先順位や目標の詳細は変わると思いますが、現時点でのことをまとめておきたいと思います。

bizoceanの開発・企画・運営を行っている当部署ではコンセプトとして下記を掲げていますのでこれに沿ってまとめてみます。

ありがとうポストの企画段階では常にこれを意識していたわけではないので、後付になるかもしれませんが、下記のように対応しています。

ミッション:「創って作って売る人」(三枝 匡氏)を増やす

創って(企画・調査など)、作って(開発など)、売る(プロモーション、ユーザー対応など)を現在、私を含めた2人と開発会社で行っており、ある程度の役割はありますが、全員がこの3つ全体を把握しながらサービス開発を進めています。つまりまず、私達が「創って作って売る人」になることを目指しています。

ビジョン:ビジネスはおもしろいという社会の実現

私もこれまでいくつもつまらない、ここままやっててもしょうがないな、と思うような仕事をいくつもしてきました。そこで、そんなことはやめて面白いことをやろうと決めました。
面白いにもいろいろありますが、私の中の3つ上げてみると「1、他の人がやっていないこと」、「2、人に見せるとおもしろがってくれること」、「3、無理なく続けられること」でしょうか。
1は後追いや真似だけではつまらないから
2は全員には無理ですが、数人でもそういう人がいるとがんばる気になるから
3は続かないと意味が無いから。どんなに良いことでもすぐ無くなったらそれは良かったとはいえないでしょう。ビジネスでは主に利益が必要になります。

ありがとうポストは3はまだ判断できないものの1,2は現時点でもある程度満たしていると思っています。
もしありがとうポストが成功(≒黒字転換)すれば、そのビジネスモデルや、サービス、経緯などに興味を持つ人が出てきて、こういうビジネスも面白いな、と思ってくれれば、ひとまず成功だと思っています。

バリュー:ITがイマイチな人にひねりの効いたサービスを提供

bizoceanでは、書式を持っていない人、作れない人にビジネス書式を提供するということをしています。
ありがとうポストでは2方向を考えています。

あまりPCやスマホに詳しくない人に簡単にWEBからはがきを送れるサービスを提供する

いきなりTwitterやFacebookを使ったり、amazonで買い物することは、これまでITに親しんでいない人たちにとっては障壁があると思います。使うことでどうなるのかイメージがないので。
ありがとうポストでは、軸は100年以上続いてきて、おそらく誰しも受け取ったことはある郵便はがきなので、過程はともかく、完成物はイメージできると思います。
まだまだスマホが使えない人は多く、困った人でないと使ってもらえていない印象はありますが、認知の拡大、UIの改善により増やしていきたいと思っています。

ITに詳しくない(≒高齢化が進んでいる)和紙業界の方にWEBを使った新しい販路を提供する

和紙を取り扱うにあたり、様々な所に電話連絡をした時に感じたのがこれでした。
都市部では当たり前になっているWEBサイトを持つことすら、ほとんど行われておりません。
和紙には、洋紙にはない様々な強みがあるので、これをWEBなどでアピールできればもっと需要は拡大すると思っています。
まずはありがとうポストと、ありがとうポストYahoo!店でこれを伸ばしていきます。

和紙について

ありがとうポストでは、一番の差別化として「和紙」を掲げています。そのことにも簡単にまとめます。
現在主に和紙を提供してもらっている小川町の政策を見ていると、体験施設の増設や、地元でのイベント開催等、どれも内向きであることに気づきます。
知名度アップや観光客の増加などには多少役立つかもしれませんが、現在必要とされているのは、「和紙の需要拡大」です。
これがあれば収入も増えて、働き手も増えて、後継者問題など主要な問題がすべて解決できます。
また、和紙で一番大変なのは原料処理なのに、体験施設などで注目されられるのはあっという間に終わり、ある程度は誰でも真似はできる紙漉きばかり。
肝心の「どう和紙を活かすか」「自分の生活にどう和紙の必要性を感じさせるか」を提案することまでは出来ていません。
和紙職人の方々は自分や家族の生活のためにビジネスで紙を漉いているのに対し、ユネスコだ伝統だと表面的なことばかりアピールする行政側には方向性の違いを感じます。
ありがとうポストはビジネス視点で、需要拡大を目指すことでこういった問題も解決していきたいと思っています。

山崎