これまでちょっと暗いイメージで語られていた遺言、遺書ですが、最近は終活やエンディングノートなどを前向きなこととして扱われるようになりました。

人生で一度の最後のメッセージだから、紙にもこだわりたいという方も多くいらっしゃいると思います。

そこで、ありがとうポストでは、「遺言にも和紙」を提案します。

和紙が遺言状に適している理由

高い保存性

自分が書いた遺言は、ずっと大切にしてもらいたいですね。

昔ながらの人工的な繊維、薬品を使わない製法で作られた和紙は、100年程度でボロボロになってしまう一般的な洋紙と比べ、その高い耐久性で知られています。
代表的なものでは、正倉院に保存されている大宝二年(西暦702年)の美濃、筑前、豊前の国の戸籍。つまり1,300年以上前のものとなります。
もちろん、1,300年でダメになるということではなく、正しく保管されていればこれからももっと保つはずです。

実際、1300年以上遺言が残るということは無いかもしれませんが、せっかくなので残るに越したことはないと思います。

遺言専門家も認める偽造のしにくさ

行政書士阿部総合事務所さんのブログ記事「遺言書の作成に適した用紙はありますか」では、遺言に適した紙として、和紙が挙げられています。

理由としては下記が述べられています。

遺言書の改変を防ぐという意味では、素材としては「和紙」が最も適しているのでしょう。
今は、筆圧の弱いボールペンの字であれば痕跡を残さずに消せるほどの高性能な消しゴムもありますし。
その点、和紙でしたらインクは紙に染み込み、無理に消そうとすると紙自体を損傷してしまうので改竄の防止になります。

にじみは楮などの原料を手間と時間をかけて処理された長い繊維でできている和紙ならではですね。

細川紙で遺言を書きたい場合

和紙はがきがスマホで送れるありがとうポストでは、遺言状用の和紙はサービスに記載していません。

しかし、和紙の需要拡大を目指しているありがとうポストではお問い合わせをいただければ、ご要望に応じて遺言状に最適なユネスコ無形文化遺産でも話題の埼玉県の細川紙を提案させて頂きます。

紙工房からの直接仕入れを行いますが、在庫状況によっては日数がかかる場合がございますので、メール、電話でお早めにご連絡いただければ幸いです。

また遺言ですが、個人的なメッセージだけなら形式自由ですが、法的に認められるものとなるといくつも条件がありますので、詳しくは行政書士など専門家の方に相談されるのがよいでしょう。

ありがとうポストで用いられている「小川和紙」のスペシャルコンテンツ。
その伝統と技術に深くフォーカスし、紐解いています。